昔、写真現像屋でバイトしていてたくさんの写真を見たよ。
それでやっぱり、親が子どもを撮った写真には敵わないなぁと思います。
家族でないと撮れないような瞬間の子どもの表情が魅力的だから。
だけどこれ。
昨日、本屋へ行ったら未だに写真コーナーでフェイス置き中。
これブルータスの去年に出た号なんだけど。
すごいジワジワ人気なんだなぁ。
この表紙の写真、「未来(みく)ちゃん」。
見た瞬間にガーッと引き込まれるビビッド体験。
カメラマンの父親が娘さんを撮ったのかな?
プロの冷静な目の内側ではデレデレなんだろうな、とか。
お母さんが撮ったのかな?
きっとオッサンみたいな性格のお母さんだぞ、なんとなく、とか。
あれこれ想像してしまったり。
なんだかレトロだな。
いつどこで撮られた写真だろう?なんて疑問を抱いたり…
でも実は、
撮影者
川島小鳥は男性。私と同い歳。
友人の子どもに密着して撮った写真作品。
つまり他人同士。
バリバリ21世紀に撮られたもの。
そうですかー。
へー。
うーん。びっくり。
あー、でもそうかー。
って感じ(笑)
ブルータスのあと出てすごく話題になった写真集。
この写真集、ほんとすごいなー。
絶妙な距離感。
何よりこの子の強い目。
あと懐かしさも人気の理由なのかな。
服も住空間もやけにレトロ。
自分の小さい頃に似てる!と思う人が多そう。
もしまだ見たことない人がいたら見て。
特に子供のいる方はぜったい見て。